RMM投稿用ジオラマ製作「赤壁」

・2016年10月完成・
RMM 260号 165ページ 2017年4月掲載
RMM 261号 165〜166ページ 2017年5月掲載


関東の友人の鉄道モデラーに誘われてRMM投稿用ジオラマ作成となりました。
レギュレーション(RMMサイトより抜粋

★「用紙サイズ」のジオラマ作品大募集!(締切:2016年11月15日)

 A3〜A5、B4〜B6、ハガキ・名刺サイズ、写真サイズ(L判、2L、六切、四切)の各用紙サイズのジオラマ作品を募集します。
上記以外の規格は受付いたしませんのでご注意ください。

今回は、ハガキサイズで製作します。
篠原模型店の「木橋」のキットがありましたので組みました。
キット自体はそんなに難しくない感じでしたが最後に組み合わせる時に微妙なズレが出て、私の行く模型店(札幌コムモデル)
の店主にお手伝い頂きました。(ありがとうございます)
それと塗装してみると案の定、木橋なのですが、木目が全然ありませんでしたので、キズ(木目)を付け塗装致しました。
さてさて、どう仕上がるか。

篠原模型店の木橋を組んだのですが、木目がないのね。
そこで傷を付けて木目風にしていきます。
じっくり丁寧に、模型用の小柄ノコや針などで細かく傷を入れて墨入れをしました。
見た感じ木目になります。
岩場の製作は、木の皮を使います。
接着面が小さいのでビスを打ち込みます。
(接着剤を併用)
がっちり固定しました。
木橋と赤壁(岩)とのバランスチェック。
どの角度にしたらかっこいいか。
ハガキのサイズを目一杯使った斜めがいいな。
木橋の裏側は配線するのでスチレンボードを貼ります。
そこにあまりゆるくしないで業務用のプラスターを塗り乾燥させます。
橋との高さを厚紙で調整。
ジェッソを塗り整形。
グレー色をエアブラシで吹き、薄めたエナメル黒で墨入れ。
割れ目の深いところは、濃く差します。
木橋を置いて色合いチェック
薄めたエナメルブラウンで茶を入れます。
タミヤの土(ダークブラウン)を岩の上に塗り土の表現
ここで問題発生。
このまま地面を作った場合、若干高くなり岩との高さが合わなくなります。
そこで考えて地面を別に作り切込みを入れ高さで影響が出ないようにする。
この角度で寸法線を入れていきます。
そして切り込みを入れ土を盛ります。
こうすれば、地面との高さは出ません。
パウダーを撒きます。
(グレイドグラスの森の草色を使います。)
工具を使い静電気で立たせていきます。
薄めた木工用ボンドを塗りパウダーを静電気でパタパタやります。
こんな感じで、赤ちゃんの髪の毛みたいになっていきます。
おがってきたしょ。
そこにピンセットで根気良く長めのフィールドグラスを接着していきます。
花も咲かせましょう。
赤壁の頭には、木を植えます。
今回は、初秋で紅葉の始まりに致します。
地面を接着します。
木橋を乗せ高さチェック。
線路も水平になり、計画通です。
木橋を接着。
重石は、国鉄時代の灰皿。w
枕木と線路を塗装します。
線路は、クレオスの錆色を使います。
完成かな〜
撮影会。
「赤壁」完成。
ちゃんとハガキサイズですよ。w

完成致しましたが、採用されるかは別問題。
まずまず応募してみますね。