材料は、キハ82、キハ181、キハ183、そして高級素材の
キハ184です。

まずはキハ182の前面のいらぬ部分を削り撤去。
不要な穴にはパテを流し込みます。
次にキハ184をカット。
ビットソーを使いました。
いや、キハ82をベースにしましたが、ん〜。
今一しっくりこない。キハ181で再度・・・
こんなになっちゃいました。笑
もうボロボロ。爆
次にライトをちょうだいします。
キハ183のライトをビットソーでシャキーーーン!
うまく入った。入った。
ほら、なんとなく似てきたでしょ?
でもまだボロボロ。
切った184のボディーを接合します。
まだ、シルエットに近いですね。
やはり接合はすんなり行きません。
車輌やメーカーが違うと微妙な誤差が出ます。
今回ひどいのは、屋根のRの違いでした。
プラ板とパテで自然に処理しようと思います。
側面の余分な窓を埋めます。
この辺は基本改造ですね。
微妙に接合が合わず、2度接合をしなおしました。
精度が求められる作業です。
なんとか落ち着きました。
窓も埋まり仕上げパテ作業となります。
仕上げパテ処理中です。
屋根の小物製作も順調です。
過去の政策技術が生かされてます。
パテ処理も折り返しにきました。
屋根の小物を置いてみました。
らしくなってきましたね。
1週間後作業開始です。
あら、作業終了の画像ですね。笑
ちょっとサーフェイサーが一部厚くなりスジ堀が必要です。
屋根は渡り板まで終了です。
ライトが無いのは点灯の為のファイバー線工事を
しているためです。
屋根がツヤっとしてきれいな面が出てますね。
Hide車輌工場の特殊工具のおかげです。
とてもつなぎ合わせた屋根に見えませんね。
正面も手すりと雨樋のみとなりました。
表情が出てきましたね。
塗装で化粧をしてあげれば美人になります。
ライト、手すり、雨樋で完成です。
あ、タブレットキャッチャーも作り直さないと・・・
上部ライトの設置でギミックより点等したほうがいいと
加工を始めました。
光ファイバー線を使った点等方法で古くからある
テクニックです。

最近は小型のLEDを使った物も増えましたね。
屋根にポッカリと開いた穴。
ライトの設置が終りました。
キハ183-0番台の無点等の上部ライトからの改造です。
あれがこうなるとは私も思いせんでした。笑
雨樋の整形です。
出来栄えでシャープに見せるテクニックの一つで
塗装の他に雨樋をシャープに製作して見せる方法が
あります。
落成したがなんだかぼやっとしてる?
ってことありますよね。お試しを・・・
手すり、ライト修正、信号炎管取付など進めます。
ここで制作時から気になる誤差の修正を。
下回りが少し足りません。プラで追加します。
Rの部分もきれいに。
最後は液パテで仕上げ。
ま、こんな感じですね。あ、ワイパーの穴開けてないな。
82のスカートを付けてみると、ほ〜ら。
100番台でしょ〜
まさか、中学の時に見たこれを造るとはね。笑
屋根に駆動用エンジンの排気管があることがわかり、
(ま、エンジンあるんだから当然だわな・・・)
鉄仲間のL901さんのご協力もあり、この位置に設置。
あやうく見落とすとこでした。
続いて床下周りの製作。
実車もそうなのですが、キハ184にキハ82のヘッドを
ただ追加しなだけなので長さが微妙に変わります。
切って、貼って、補強!
上から見るとこんな感じ。
下回りが本物と同じくなりました。
ん〜、スカートだな。ちがーう!
そこで加工。キハ82で何度かやってますので
特に問題なし。
ね!いい雰囲気でしょ?
さ〜内装施工に入ります。
ん〜、工場の図面がキハ184-900番台で微妙に違う。
座席数は?どの辺に仕切り壁?
サイトの常連様からの情報を待つ・・・
定員40名。座席10列と判明。
早速施工・・・
キハ182の座席から切り出し仕切り壁を設置
ボディーを乗せ位置のチェック。
微妙(1〜2mm)に後方に寄っている。
修正しつつ発電室の床をプラ板から切り出し。
発電室の仕切り壁を図面から起こす。
最後に座席回転、座席のリクライニングして
BOXを作り完成。
内装塗装に入れます。
運転室の製作はライト周りや配電盤が出来ないと
製作できないためもう少し後となってます。
床面の塗装です。
ねずみ色1号を使いました。
国鉄標準色ですね。
エアーブラシでさっと塗ります。
マスキングをして座席、壁の塗装をします。
落成間も無い頃の色はブラウン。
壁は薄いカスタード。
この後、シートクロスや細かい部分の
取り付けとなります。

ライト基板の製作です。
白色LEDに抵抗とシンプルなものにしました。
本来、抵抗は低電圧ダイオードを使った方が
Bestです。
組み込むとこんな感じです。
上がライトで下がテールランプです。
このあと、レンスの加工と183−100は
中間車なのでスイッチの取り付けとなります。
ボディーでルーバーの追加です。
取り付ける為、加工すると、「ペキ!」
ん?ギャーーーーーーー!
接合部のクラックです。
この段階で通常加工はしないので強度を落とした部分
からのクラック。ちょい泣き・・・
しかし工場長すぐに復活
ま、そんなに問題でもないのでちょいと修復。
あっさり修復完了!
ルーバーもいいかんじ!
あ〜、ここ、ここ!ここにルーバーだね。
中間車にした時にライトを消す為のスイッチを
埋め込みます。
配線のスペースなどNゲージは本当に大変。
HOは楽だよな〜(ちょい愚痴・・・笑)
上から見るとこんな感じ。
基板へ向かう1本の配線が見えますね。
Hide車輌工場の車両開発課では
こんな基板や配線もできちゃいます。
長年の経験ですね。
電気を入れると綺麗!
レンズが入ってないので運転席が明るいだけ。
今回は、ライト4灯、テールランプ2灯で
上部ライトの点灯のレンズ取り回しが少し難しいですね。

キハ183−100製作記録

室内灯の配線でコイルが室内に見えて今一。
新たに青い線でバイパスを。
ところがこれが微妙にボディーに当たり調整で苦労。
室内灯を取り付けての試験点灯です。
検査合格です。
内装も色が入り雰囲気が出てきましたね。
発電機室の壁も綺麗に塗装され
当時の感じが出てます。
屋根の塗装です。
薄い色やマスキングの難易度を考え
数回に分けて塗装します。
ねずみ色1号色が綺麗に吹けました。
(吹く=エアブラシを吹くことから塗装したと言う意味)
次にメインカラーです。
国鉄クリーム1号色を吹きます。
屋根をマスキングします。
塗装が終ると乾燥ブースへ。
・安定した乾燥、
・乾燥時間短縮、
・ホコリ除け

この3っつがこの装置の役割です。
昔は乾燥するまで何時間、半日と待ったものですが
そんな時間はない。笑
乾燥ブースの中です。
温度、湿度に気を配りながら乾かします。
特急らしくなってきましたね。
Hide車輌工場の特徴です。
室内の精密な製作。
季節に運行時間すべてにおいて考え製作されます。
乗客がのりました。
もう少し近くで見ますか。
あ〜、こんな感じ。
リクライニングしている乗客に対面している
旅の乗客。
楽しそうですね。
さ〜次の塗装。
国鉄赤2号色です。

ほらほら、特急でしょ!
函館駅の4番ホームを思い出します。
続いて神経の集中を切れない全面塗装。
顔だけに、だましはききません。
ま〜、ま〜、いいでしょう。
ヒゲを入れて塗装終了。
このあと仕上げ塗装に入ります。
GM社製のJNRのマークを入れる。
正直、このマークかっこいいですよね。
デザインも凝っているしね。
車番を入れます。
(大きな声で言えませんが、この転写、
工場長あまり得意じゃないです。笑
乗務員扉にタブレットプロテクターを取り付けます。
国鉄、タブレット!最高ですね!
車内にカーテンを取り付けます。
生活感が出ます。
リアルな模型つくりは気が付くことからですね。
2006年9月16日施工開始。
2007年1月1日落成!