鉄道模型雑誌ＲＭＭ（ﾈｺ出版RM　MODELS）の作品応募で作り始めたこの一品！
以前製作した「酷寒」で雪景色に対しての自信を持ち今回は雪の動きを付け加える
ことに成功。列車がかき分ける雪や除雪機が排雪する雪。
そしてジオラマで不可能に近い吹雪の再現。
見事落成です！

雪が止むと奥に小屋があるのがわかります。小屋の前には雪かき用のｽｺｯﾌﾟがありますね。
小屋の中は石炭ｽﾄｰﾌﾞで除雪機の持ち主が暖をとっております。
除雪機を借りる時に「あんたも物好きだね。こんな吹雪に電車の写真なんて写さなくても…」
鉄ちゃんの性でしょうか…笑

この吹雪の中、もくもくと除雪機を回す私。
撮影ﾎﾟｲﾝﾄまで雪深く近くにあった除雪機を借りての作業となりました。
除雪に気を取られているうちに電車が！あ～あ、あと1時間は来ないな･･･
今回の作品は、電車のｽﾉｰﾌﾟﾛｰがはじく雪や除雪機から噴出す雪、空から舞う雪たちが動きをもたらします。今回の作品のこだわりとも言えます。

吹雪の時、電車は昼間でも安全の為にﾗｲﾄ点灯が義務付けられている。
この点灯は麦球より小さなﾐﾆ球？
爪楊枝の頭程の小さな電球を埋め込んでおります。
旧型電車のﾗｲﾄの質感が良く出てます。
車輌にはツララが垂れ下がり寒さが伝わってきます。
実車ではｽﾉｰﾌﾟﾛｰの確認はできませんでした。
上田市は年間降雪量が1ｍ程で必要ないのかもしれませんが雪景色は確認出来ております。
ｽﾉｰﾌﾟﾛｰが弾く雪をご覧下さい。

いや～、この撮影は寒かった。雪は吹雪くしレンズは曇るし。
なかなか電車が来なくてね。でも、待ったかいがあったよ。

冬の撮影では誰もが経験あるこんなｼｰﾝ。