北海道の軽便の機関庫をググっていると現存する機関庫を発見。
正確にはレプリカだが、札幌市内ともありさっそく見に行きました。
北海道開拓の村にある「置戸森林鉄道 機関庫」
はじめは、フリーランスで機関庫と考えてましたが、扉を作るとモデラー魂なのか結果すべて作ってしまいました。w
写真から図面を起こしの製作。
道のりは長かったです。さてさてどうやって作るのやら・・・
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行ってきました。 北海道開拓の村へ 北海道開拓の村サイト わ〜かっこいい機関庫だわ。 大きいね。ナロー機関車4両ぐらい入ります。 |
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オール木。 こんなの組んでみたいわ〜 まずは資料写真。 北海道立図書館にも行き参考資料探し しかし・・・・・・ ない。ほとんどありません。 温根湯にあった機関庫は、同じ設計者と思われます。 扉の形が一緒。でも温根湯は、3箇所扉があり少し大きいです。 |
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まずは図面 レプリカがあるってことはどこかに図面があるのでしょうが、見つけれず 写真から割り出し。1/87 扉1枚でも、結構凝った複雑な作りになってます。 |
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材料は、エバグリ(エバーグリーン) プラスチックの切り出し部材です。 色々サイズがあります。 |
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ケガいてカットしていきます。 |
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正確にケガキ切り出すには、これを使わないとね。 |
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1/87図面に合わせかっと、カット |
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木目のキズを丁寧に付けていきます。 |
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枠の取り付け。 |
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これを5組作りました。1組は予備(ロス)となります。 程度の良いものを使います。 |
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写真を1/87サイズに拡大 |
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5組、まだ枠のみ。 |
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キズを付けると木目となり塗装した時に本物の木と区別がつかないぐらい 良い雰囲気になります。 |
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梁を付けます。 いつもながら細かい作業です。 |
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5組 |
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左から5枚目の扉だけ、人が通れる小さな扉が付いてます。 ここから出入りするのね。 ここも再現 |
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写真と確認。 サイズ的にはシャープペンシルが、この大きさです。 |
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木目を付けていきます。 |
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補強材として金属の金具が付いてます。 ここは、鉄道模型のHO用KSリベットシルーヘッダーを使いました。 |
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妻面カット |
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内装の壁を合板していきます。 |
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これで開くのかな・・・ |
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合板作業 |
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側面の壁も切り出し合板 |
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3枚切り出し1枚はロス |
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窓枠は、厚い木を使ってます。 |
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窓の格子か〜細かいな〜 |
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気合と根性しかあいりません。 見て違和感の無いように0.05ぐらいの精度で修正。 |
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これを6窓 |
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できた。 雰囲気出てきましたね。 |
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屋根の上を作ります。 木の板に隙間があり換気できるようになってるんですね。 もちろん再現 |
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建築の勉強しようかなって思い出す。 そして古い建物を見ると萌えだす。www |
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屋根 |
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完成 |
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見た景色になってきた。 バランスもいいね。 |
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ここから梁の製作。 木材建築ってすごいね。 |
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作業台が欲しくなり窓の下に施工。 |
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バランスチェック |
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梁完成。 いや〜綺麗。 |
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美しいね。 |
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強度もそこそこ |
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内観 |
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ホネホネ |
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屋根を外してディスプレーも良いかも。 |
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ピットの製作。 実寸で階段を作り掘り下げる。 |
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1/87ってこんなにピット小さいのね。 |
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9mmのレールの間に入ります。 (正確には6.5mmぐらいの間隔になります。) |
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レイアウトに土木作業 |
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ここにピットが入ります。 配線用の穴も開けます。 |
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ここがピットの裏ね。 |
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ピッタリ |
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いいね。 |
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建築中確認1 |
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建築中確認2 |
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建築中確認3 |
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建築中確認4 |
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建築中確認5 |
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建築中確認6 |
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建築中確認7 |
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地面の製作。 |
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地面を広げるのでバルサを追加 |
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茶の塗料で防水塗装 |
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基礎工事。と土の下地製作。 |
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基礎と建屋チェック |
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問題なし |
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線路と扉のクリアランスもOK |
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下地塗装。 来いフラットブラウンを塗装。 |
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もうこれでいいかと思い出す。w |
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そして遊びだす。ww |
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ここをマウスでダブルクリックして、文章を入力してください。 |
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細かな修正を入れてます。 |
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ゆがみや、基礎へ載せる方法など検討。 |
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フルスクラッチの難しさは、施工順序を間違えると取り返しが付かない点かな |
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SL用集煙装置 |
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エコーの煙突かっこいいね。 こっから煙出たらしびれるわな〜 |
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チップLED1608サイズをハンダ。 |
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両面テープで固定。 見えね〜し・・・ |
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フラックスを塗り |
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6個を銅線にハンダ |
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爪楊枝の先ぐらいと思って下さい。 |
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強度ないので怖いな〜 |
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なんとか電気工事完了 かっこいいね。 |
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屋根もマルーンで塗装。 |
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軽くブラウン系でウェザリング |
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側面 |
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裏側斜め |
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電灯に傘も付けましたよ。 |
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いい感じ |
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塗装しました。 仕上げ塗装は、 クレオス22番 ダークアース クレオス25番 ダークシーグレー を1:1で調合 金具は、焼鉄色 SLピット側をフラットブラックでウェザリング。(煙の煤です) |
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内観1 |
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内観2 ガス溶接は、エコー製に手を加えました。 |
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内観3 |
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内観4 機関車のライトが「点灯しているので明るく見えます。 |
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内観5 |
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内観6 |
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内観7 自然光が入り口から差し込んでます。 |
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内観8 脚立などはエコー製です。 |
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外観1 |
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外観2 扉の開閉もします。 |
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2016年7月27日 落成 |
今回は、リアル建築模型のジャンルで非常に勉強になりました。
まわりでは1/150のリアル建築模型を製作する先輩たちもいらっしゃり、参考にさせて頂きました。
鉄道模型でストラクチャーは、脇役。
もう脇役なんて言わせません。w